HEG(脳血流)バイオフィードバック

HEGとは

HEGとは、簡潔に言うと「脳の血流量」のことをです。厳密にはhegbfjpg1、特殊な近赤外線センサーで「脳の血流に含まれるヘモグロビン量」を測定し、その量の変化を活用して、バイオフィードバックを行います。脳のエネルギーは酸素と糖分(グリコース)であり、脳が活性したときには、そのエネルギーを送りこむために血流量が増加します。つまり、血流量の増加は、「脳の高活性」を意味するのです。

このような理論に基づき、HEG(脳血流)バイオフィードバックでは、特に「前頭前野」における血流量をフィードバックすることにより、「着実に」「正しく」前頭前野を活性させる方法をトレーニングすることができ、それにより集中力を高める(コントロールする)ことができるのです。


前頭前野を確実に鍛えるHEG(脳血流)バイオフィードバック

コーチやセラピストの仕事は、究極的には、クライアントが本来の力を発揮できるように支援することです。実際、大勢の人が、スポーツや勉強、仕事などで、なかなか集中することができず、本来の力を発揮できないために専門家の門を叩いています。

では、どうすれば、本当の意味で集中力を高めることができるのでしょうか?brainpfc

その答えのひとつは「脳の司令塔」と呼ばれている前頭前野にあります。前頭前野は「注意」「決断」「選択」「自意識」「感情認識」「問題解決」など、高いレベルの認知機能を司っています。この前頭前野を「確実に」「正しい方向に」トレーニングし、その機能を高めることができるのが「HEG(脳血流)バイオフィードバック」なのです。


トレーニングとしての活用と目的

braintraing1HEGバイオフィードバックトレーニングの目的は、意外なほどシンプルです。それは、前頭前野の血流量を増加させることです。限界まで血流を増加するトレーニングを繰り返すことで、普段の、そして大事な場面での血流レベルが増加し、それに伴い集中力が向上すると考えられるのです。

それは筋トレと全く一緒です。筋トレすることによって、筋繊維が破れ、それを補修する形で、筋肉は肥大し、筋パワーも増加します。同じように、正しく脳血流トレーニングをすることで、前頭前野が受け取れる血流が増え、集中を持続したり、必要な時に集中することができるようになるのです。


期待できる効果

HEGバイオフィードバックを続けることで、改善・向上を期待できるものとして、下記のようなものがあります。

  • 集中力
  • イメージ力
  • 忍耐力
  • 段取力
  • 怒りのコントロール/感情認識力
  • 抑うつ
  • 注意欠陥性障害

正確に言えば、これらはHEGバイオフィードバックによって「前頭前野」の血流を増加できるようになった時に、改善や向上が見込めると考えています。
PETやfMRI、光トポグラフィーなどによる多くの脳研究から、上記のような精神的な働きが高まったときに、前頭前野におけるエネルギー代謝が高くなっていることが証明されています。そして、より高いエネルギー代謝が起こる時には、その血流が増加することも証明されています。
HEGバイオフィードバックによるトレーニングをしばらく続けたあと、サーモカメラで頭部を撮影すると、下記のように温度が変わっているのがわかります。昔から、手の温度を上げることができることはよく知られていますが、脳内の温度も実際に変えることができるのです!

temperature

HEGバイオフィードバックは、1990年代後半に、fMRI、fNIRS、光トポグラフィーなどの、画像解析技術の進展に伴って生み出された、バイオフィードバックの中でもかなり新しいトレーニング方法です。
新しいテクノロジーなので、まだ効果検証が十分でないという指摘はありますが、「前頭前野」の役割と機能を考えると、集中力・決断力・忍耐力の向上、思考や感情のコントロールといったことに効果を発揮するのは間違いないものと考えられます。
実際、海外では多くの心理臨床家が、抑うつ、ADD、不安神経症、偏頭痛などの症状を抱えるクライアントに利用し、成果を出しています。

また、心理カウンセラー・コーチだけでなく、鍼灸マッサージ・イメージ療法家・運動療法家などの各種セラピストたちも、自らのメソッドの効果検討や効果促進の一環として、HEGバイオフィードバックを取り入れることもできます。(活用方法について


当協会の体験セミナー、講座はこちらより
HEG(nIRS/集中力)バイオフィードバック体験セミナー
HEG(nIRS/脳血流)バイオフィードバックトレーナー集中講座

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